内向型の人の特徴

「内向型を”直さず活かす”人を増やす」をモットーに活動している

内向型コンサルタントの堤ゆかりです。

 

 

内向型の特徴が何なのか、疑問に思ったことはありませんか?

私も内向型コンサルタントになる前は、自分が内向型だと分かっても内向型の特徴がよく理解できませんでした。

内気で根暗で行動力がないのかもしれない…と勘違いして不安になったことがあるので、

内向型の特徴が分からなくてモヤモヤする気持ち、よく分かります。

 

今回の記事は、

  • 内向型にネガティブなイメージがあって、自分に自信がない
  • 内向型の家族や友だちに、どう接していいか分からない
  • 内向型診断テストを受けてみたら、自分が内向型だと分かった

という方にぜひ読んでほしい内容です。

 

 

そもそも「内向型」は、1936年に心理学者のユングが提唱した言葉です。

当初は科学的根拠はなかったのですが、性格診断テストの結果を研究してみると、

内向型と結果が出た人と外向型と結果が出た人の脳のつくりに違いがあることが分かったそうです。

 

つまり、内向型の特徴には3つの側面があります。

  1. 好き嫌い
  2. 行動パターン
  3. 脳のつくり

そこで今回は、外向型との違いも交えながら、内向型の特徴をひとつずつ解説していきます。

 

 

 

内向型の特徴1. 好き嫌い

ではまず、内向型が好きなものと嫌いなものをお伝えします。

 

内向型が好きなのはひとりの時間

内向型はひとりの時間が大好きです。ひとりでいるのが苦になりません。

決して人嫌いではありませんが、人との交流を多くは求めません。

以下が、内向型が好きなものの例です。

  • ひとりの時間(切実に必要)
  • 物思いにふけること
  • 数人での会話
  • 予定が入っていない日
  • 静かな場所
  • お互いの内面を知れるような深い話

 

内向型が嫌い(苦手)なのは刺激の多さ

内向型は刺激が多い場所やイベントが得意ではありません。

どれだけその時間が楽しかったとしても、疲れてしまいます。

以下が、内向型が嫌い(苦手)なものの例です。

  • 人と会う、出かける
  • 自分のペースを乱されること
  • 賑やかな場所や初めて行く場所
  • 大人数の場
  • 実りのないどうでもいい話

 

 

内向型は、ひとりで過ごす時間がないとストレスを発散できません。

人との約束や予定が入っていない日があるとテンションが上がります。

 

また、内向型は外から受ける刺激で疲れてしまうので、

どんなに楽しくても、人と会ったり外出すると大きな負担がかかります。

少人数での会話を好み、世間話ではなく深い話をしたがるのは、

刺激をできるだけ減らした状態にして、できるだけ濃い時間を楽しみたいからなのかもしれません。

 

※ここに挙げた特徴はあくまで一例です。また、必ずしも全員に当てはまるわけではないので、ご了承ください。

 

 

内向型の特徴2. 行動パターン

次に、内向型によくある行動パターンを挙げていきます。

内向型の頭の中は常にフル回転している

内向型はとにかくいつも考え事をしています。

ひとつの事柄に対して、時間をかけて長く考える人も多いです。

内向型の頭がフル回転している様子が、以下のような行動に表れます。

  • 何かと時間をかけて考える
  • 考えてから話すので結果的に口数が少なくなる
  • 会議でなかなか発言できない
  • 話の内容を整理するのに時間がかかる
  • 会話の途中でも自分の世界に入りがち
  • 喜怒哀楽が顔に出にくい

 

 

 

内向型は「内に向かう気質」。

自分の頭の中の考え事や感情に興味が向いているので、あれこれずっと独り言を言っている状態です。

よく考えてから行動に移す傾向があり、慎重派とも言われます。

 

突然話を自分に振られたり、アドリブで話すのが苦手な場合も。

コミュニケーション能力はあるのですが、自分から率先してたくさん喋らないので、

結果的に聞き役になるパターンが多く、物静かな印象になりやすいです。

 

※ここに挙げた特徴はあくまで一例です。また、必ずしも全員に当てはまるわけではないので、ご了承ください。

 

 

内向型の特徴3. 脳のつくり

最後に、脳にも内向型の特徴が表れることを解説します。

 

冒頭でもお伝えしましたが、内向型の人と外向型の人の脳を調べてみたところ、

脳のつくりに違いがあることが分かっています。

つまり、生まれ持った脳のつくりで内向性の強さがある程度決まるということです。

 

内向型の脳と外向型の脳にどんな特徴があるか、簡単に説明します。

 

内向型は外向型よりも情報処理に時間がかかる

外向型の人は、4ヶ所を経由して情報が処理されます。

内向型の人は、6ヶ所を経由して情報が処理されます。

 

外向型に比べて、内向型の道のりは長くて複雑。

そのため、内向型は外向型に比べて、情報を理解し噛み砕くのに時間がかかりやすいと言われています。

 

 

内向型は外向型に比べて多くの刺激は必要ない

気持ちよさや幸福感を感じると体内に分泌される、ドーパミンという物質。

(ハッピーホルモンとも呼ばれます。)

内向型は、このドーパミンに反応しやすいと言われています。

静かで穏やかな生活でも十分ハッピーになれるので、刺激を多くは求めません。

一方の外向型はドーパミンを感じにくいので、ドキドキ感や刺激をたくさん欲しがります。

 

 

内向型と外向型の違い

  1. 好き嫌い
  2. 行動パターン
  3. 脳のつくり

それぞれについて、内向型の特徴と外向型の特徴を改めて簡単にまとめます。

 

内向型の特徴まとめ

・自分の感情や感覚など内の世界に興味があり、物思いにふけるのが好き

・ひとりの時間で元気を充電する

・内向型は外向型に比べて情報処理に時間がかかる

・内向型は少しの刺激で幸せを感じる

 

 

外向型の特徴まとめ

・会話や交流や体験など、外とのつながりに興味がある

・人と過ごす時間や新しい経験で元気を充電する

・外向型は内向型に比べて情報処理に時間がかからない

・外向型が幸せを感じるにはたくさんの刺激が必要

 

 

内向型の特徴をネガティブに捉えないことが大事

内向型の行動パターンが知られるほど、例えば「内向型の人は全員口ベタだ」と決めつける人が多くいます。

しかし、内向型の行動パターンは、脳のつくりから派生した「傾向」でしかありません。

 

内向型でも、育った環境や積み重ねてきた経験に違いがあり、個性は十人十色です。

誰もが内向性と外向性を持っていて、年齢や環境によって度合いが変わります。

内向型だからといって、全員が口ベタだと決めつけるのは間違っています。

 

学校や会社では外向的な人が良いとされているので、

内向型にネガティブなイメージを持っている人が多いのも現実。

「喋るのが苦手なのは、自分が内向型だから。私にはどうせ無理なんだ」と、

内向型であることを言い訳にして、自己否定に逃げる人もいます。

 

大事なことなのでもう一度言います。

内向型の行動パターンは、脳のつくりから派生した「傾向」でしかありません。

内向型の特徴を欠点や弱点と捉えず、まずは受け止めてみてください。

 

生まれ持った脳のつくりを変えることはできません。

でも、自分の傾向や癖と向き合い、これからどうしていきたいか決めることはできます。

 

 

考える時間が必要で喋るのが苦手なのは、内向型だからかもしれない。

それを受け入れた上で、苦手を克服・改善する努力をする選択もできます。

”ゆっくりとした喋りは相手に信頼感や安心感を与えられるかもしれない”と、

プラスに捉え直して上手に付き合っていくこともできます。

話すより文章で伝える方が好きだからと、得意分野の文章力を伸ばしてもいいんです。

 

 

内向型という言葉を言い訳の材料にせず、自分を磨くために使っていきましょう。

 

参考:自分が内向型かどうか知りたい方はこちらの記事へ
内向型診断テスト【全28問の無料診断】

 

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