内向型の強みを解説します

「内向型を”直さず活かす”人を増やす」をモットーに活動している

内向型コンサルタントの堤ゆかりです。

 

あなたは、自分が内向型だと分かったけれど、内向型の強みは何だろう…と考えたことはありませんか?

内向型は「内気」「物静か」「人見知り」「口下手」…ネガティブな印象を持っていませんか?

 

私も以前は、内向型の良いところが見つけられず、外向型になろうと必死に頑張っていたことがあります。

内向型の強みが分からず自分に自信が持てない気持ち、よく分かります。

 

 

今回の記事は

  • 内向型の強みを知りたい
  • 自分の強みが分からない
  • 自分に自信をつけたい
  • 他人と比較して落ち込む癖を直したい

という方におすすめです。

 

内向型の強みとは何か

内向型の強みは大きく分けて4つあると考えています。

 

内向型の強み1 自分と向き合える

内向型の「物思いにふけるのが好き」という特徴を強みに言い換えると、

「自分と向き合える力がある」ということ。

 

内向型は、他人や外で起きている出来事よりも、自分の内面(感情や感覚)に興味が向く傾向があります。

ひとりで考え事をしたり、内省をして自分の感情と向き合うのが得意(好き)な人も多いです。

 

 

内向型の強み2 自分をコントロールできる

内向型の「ひとりの時間で元気を充電する」という特徴を強みに言い換えると、

「自分ひとりで体調管理や感情のコントロールができる」ということ。

 

誰かと一緒に遊びに行ったり出かけたりしないとテンションが上がらない。

これ自体は決して悪いことではありませんが、他人や外から得られるご褒美に頼らずとも、

自分で自分を癒やしコントロールできるのは、内向型が持つ強さのひとつだと思います。

 

 

内向型の強み3 深く粘り強く考えられる

内向型の「外向型に比べて情報処理に時間がかかる」という特徴を強みに言い換えると、

「深くじっくりと考えられる力を持っている」ということ。

 

リスクも踏まえて様々な可能性を想定した上で判断ができる。

その場の雰囲気に流されず、納得できるまで考えることができる。

瞬発性はないものの、内向型の深い考察はとても貴重です。

口数が少ないからこそ、内向型の発言には信頼がおけると感じる人も少なくありません。

 

 

内向型の強み4 自分のペースを貫く努力ができる

内向型の「少しの刺激で幸せを感じる」という特徴を強みに言い換えると、

「適切な刺激量が分かれば自分に合ったペース配分ができる」ということ。

 

例えば誰かと外食や飲み会に行くペースは週1回がちょうどいいと分かっていれば、

それ以上は負担になって疲れてしまうのを見越して、1週間のスケジュールを立てることができます。

 

また仕事の場面では、毎日外回りして違う場所で違う人と会ったり異動が多く環境の変化が激しいと

刺激が多すぎて辛い人は、ルーティン作業を苦なく正確にできる強みがあるかもしれません。

 

 

参考:内向型の特徴を詳しく知りたい方はこちらの記事へ
内向型の人の特徴

あなたの内向型の強みを知る方法

同じ内向型の人であっても、突出している強みは人によって様々です。

一般的な内向型の強みを知ることができても、自分の仕事や人間関係に活かせなければ意味がありません。

そこで、「あなたが持っている内向型の強み」を明らかにする方法を4つのステップでお伝えします。

 

  1. 内向型診断テストを受ける
  2. 自分に突出している内向型の特徴を知る
  3. 内向型の特徴を強みに言い換える
  4. 内向型の強みを活かしていた過去の体験を思い出す

 

 

ステップ1 内向型診断テストを受ける

内向型の強みを知るために、まずは内向型診断テストを受けてみましょう。

内向型診断テストを受けると、内向型の特徴のうちどれが突出しているのかが分かります。

 

内向型診断テストを受ける
内向型診断テスト【全28問の無料診断】

 

 

ステップ2 自分に突出している内向型の特徴を知る

内向型診断テストの結果はいかがでしたか?

どのアルファベットが多かったですか?

  1. 内向型は物思いにふけるのが好き
  2. 内向型はひとりの時間で元気を充電する
  3. 内向型は外向型に比べて情報処理に時間がかかる
  4. 内向型は少しの刺激で幸せを感じる(外から受ける刺激に弱い)

「当てはまる」と答えた項目に該当するアルファベットが、あなたが特に突出している内向性です。

 

※診断結果もあくまでひとつの基準です。

「AよりBの方が心当たりあるな」など、診断結果に違和感を感じた場合は、ご自身の感覚を優先してください。

 

 

ステップ3 内向型の特徴を強みに言い換える

いよいよ次は、自分が特に性格に表れている内向型の特徴を、ポジティブな言葉に言い換えましょう。

 

以下は私が考えた「内向型の強みリスト」です。

あくまで一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。

【内向型強みリストA】

内向型は物思いにふけるのが好き 

=内向型は、自分と向き合える

 

・自分の感覚や感性を大事にできる

・創造力がある

・感受性が豊かで表現者としての才能がある(歌・アートなど)

・表現した思想が誰かの心を軽くする

・相手の立場に立って物事を考えられる

【内向型強みリストB】

内向型はひとりの時間で元気を充電する

=内向型は、自分をコントロールできる

 

・集中力があり、ひとりでも熱心に取り組める

・人に依存せず自立できる

・浪費せず、本当に自分が欲しいものにお金を使える

【内向型強みリストC】

内向型は外向型に比べて情報処理に時間がかかる

=内向型は、深く粘り強く考えられる

 

・冷静な判断ができる

・ノリや勢いに任せずリスクも考えられる

・観察力があり、人が気づかないところまで見て考えられる

・考えてから発言するので、言葉に重みがあり信頼される

・じっくり人の話を聞くことができる

【内向型強みリストD】

内向型は少しの刺激で幸せを感じる(外から受ける刺激に弱い)

=内向型は、自分のペースを貫く努力ができる

 

・大きな変化がなくても楽しめる

・単調な作業が苦にならない

・分析力があり、失敗を避ける方法を考えられる

・計画性があり、余裕を持ったスケジュールを立てられる

・一生懸命準備をするので、周りからも信頼される

 

例)

・周りに比べて好奇心や行動力がない

 

自分がやると決めたことには没頭できる

 

 

・質問されてもすぐに答えられない

 

じっくり粘り強く考えられる

 

 

・人と会うとすぐに疲れてしまう

 

他人に頼らなくてもひとりで休日を楽しめる

 

 

・慣れない場所に行くと体調を崩しやすい

 

予定を詰め込みすぎないようにあらかじめ計画を立てられる

 

 

ステップ4 内向型の強みを活かしていた過去の体験を思い出す

内向型の特徴を強みに言い換えても、「私はそんなことないし…」と感じる方もいるかもしれません。

でも、内向性は生まれ持った才能。きっとこれまでの人生で、内向型の才能を活かしていた出来事や成功体験があるはずです。

最後に、自分の過去を振り返り、内向型の強みを使っていたエピソードを探してみましょう。

学生時代の部活やアルバイト・仕事・人間関係、どの場面でも構いません。

 

なかなか思い浮かばない場合は、「そういえば、友だちや上司にこんなこと褒められた(驚かれた)」という体験がなかったか記憶をたどってみてください。

ささいなことでも大丈夫です!

 

例)

・周りに比べて好奇心や行動力がない=自分がやると決めたことに没頭できる

→そういえば、学生時代にハマったゲームは、周りが何と言おうと好きで仕方がなくて、時間を忘れて熱中していた

 

・質問されてもすぐに答えられない=じっくり粘り強く考えられる

→そういえば、時間をかけて意見をまとめた資料を提出したら、上司に褒められた

 

・人と会うとすぐに疲れてしまう=他人に頼らなくてもひとりで休日を楽しめる

→そういえば、ストレスが溜まったときは、公園を散歩しただけですぐにリフレッシュできた

 

・慣れない場所に行くと体調を崩しやすい=予定を詰め込みすぎないようにあらかじめ計画を立てられる

→そういえば、旅行の計画を立てるのが好きで、よく頼られていた

 

いかがでしょうか?

内向型の強みを自分の体験談とを結びつけられれば、これが自分の強みなんだと腑に落ちやすくなると思います。

 

無意識ながら内向型の強みを使っていたのだと実感できると、少し自分に自信がつくはずです。

あなたの内向型の強みを、仕事や人間関係にもっと活かしていきましょう。

 

相談者さんの強み事例を紹介

私が主催している内向型講座には、「自分の強みが分からないから知りたい」という方も多くいらっしゃいます。

質問を投げかけて会話しながら深掘りしていくと、ご自身ではまったく自覚していなかった強みを発見することも。

 

自分の気がつかなかった強みを言ってくださったので、それが強みなんだ!!と気がつくことができ良かったです^_^少し気持ちが前向きになりました。(受講者様の感想)

 

 

そこで参考事例として、これまで実際にお話した方が持っている、内向型の強みをご紹介します。

 

  • 会議で自分の意見をなかなか言えない→みんなの意見をしっかり聞いて理解し、意見をまとめるのは得意
  • 話すのは苦手→子どもの様子などを連絡帳や資料に書くのはすごく好き(保育士)
  • 複数のことを同時進行で進めようとするとパニックになる→ひとつのことに丁寧に取り組み完璧に仕上げられる(事務)
  • 一度にたくさんのことを考えてしまって会話に入れない→全体を見れる・冷静に状況把握ができる
  • 自己主張できない→相手の要望を汲み取り、要望を形にできる(webデザイナー)
  • 大勢の人と関わるのが苦手→1対1でじっくり接客するのは楽しい(飲食)

 

 

内向型の強みが分かりにくく内向型が自信を持てない理由

内向型の強みが分かりにくく、内向型という言葉にネガティブなイメージを持っている人が多いのには、いくつか理由があると私は考えています。

 

理由1 外向性が大事だと学校で教育を受ける

内向型の強みが分かりにくく内向型が自信を持てない理由のひとつは、学校教育です。

「友だちをたくさん作ってみんなで遊びましょう」

「積極的に手を上げて発言しましょう」

私たちは学校で、社交性や積極性が大事だと教えられます。

外向型という言葉こそ使われませんが、知らず知らずのうちに外向性を身につける指導を受けているのです。

 

ひとりや数人で静かに過ごしていると「みんなと遊ばないの?」と声をかけられ、心配された経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「みんなと一緒に行動しなくてはいけない」

「社交的で積極的な人が優秀である」

外向性の良さを教えられた私たちは、無意識に自分の内向性を否定された気分を味わい、「外向型にならなければいけない」という気持ちを抱えたまま大人になります。

 

このエピソードには私も涙を流しました…。

参考

母親「今日はお友達と遊べた?」 1人でいるのが好きな女の子は、無理を続けて…grape

 

 

理由2 多くの会社で外向型の人材が求められる

内向型の強みが分かりにくく内向型が自信を持てないもうひとつの理由は、会社の風土です。

「自分の意見をいつでもすぐに発言しよう」

「即断即決こそが仕事ができる人の条件だ」

就職活動の面接に始まり、入社後の仕事の進め方や人間関係まで、内向型の人にも外向性を強く求める会社は多くあります。

飲み会や会社のイベントを頻繁に開催して、社内の交流を活発にさせようとする企業もあります。

 

外向型が評価される環境では、内向型は肩身が狭く自信をなくしてしまいます。

でも本来は、内向型の強みと外向型の強みは違います。

無理して苦手なことを克服するために時間と労力を使うよりも、それぞれの良さを活かせる環境を作るべきです。

内向性と外向性を配慮した人事配置や役割分担をすれば、仕事の生産性が上がり離職率も減り、会社の利益も上がると思います。

 

 

理由3 内向型は目立ちにくい

内向型の強みが分かりにくく内向型が自信を持てない理由として、目立ちにくいという内向型の特性も挙げられます。

人知れずコツコツと取り組み多くの人と群れない人が多いので、内向型の強みを活かして仕事に成功していてもあまり表に出ないのかもしれません。

 

でもSNSをよく見てみると、内向型の強みを活かしている会社員やフリーランスの方も多くいます。

ぜひ色々な人のSNSの文章を読んで、同じ内向型の人の言葉や行動を学んでみてください。

 

私も「内向型を直さず活かす」と決めて人間関係や働き方を変えました。

インスタグラムやTwitterでも内向型について投稿しているので、ぜひフォローしてください。

 

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理由4 内向型という言葉が知られていない

内向型の強みが分かりにくく内向型が自信を持てない根本的な原因は、内向型の認知度が低いことだと強く感じています。

内向型の存在を知られて、内向型と外向型それぞれの良さを理解する人が増えれば、

無理に外向性を押し付けることも少なくなって、内向型の人も自分に自信を持てるようになるはずです。

 

 

 

まとめ まずは自分で自分の内向型の強みを認めよう

「あなたが持っている内向型の強み」は、内向型の特徴をポジティブに捉えて、過去の成功体験との共通点を見つけることで明らかになります。

残念ながら、外向型を良しとする教育を受け、外向性を求められる社会で生きているので、内向型にとっては居心地が悪くなかなか自分に自信を持てません。

 

教育方針や会社の風土を今すぐ変えることはできません。

でも、自分で自分の評価を変えることは今すぐにできます。

 

内向型には内向型の強みがある。

一緒に、外向型になる努力ではなく、内向型を活かす努力をしましょう。

 

 

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