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内向型は組織に向いていない
私は「内向型は基本的に組織に合わない」と考えています。
私は20代で転職を繰り返し3社で働いた経験を経て、会社員は自分に向いてないかもしれないと思いフリーランスになりました。
もし今の仕事が辛いのであれば、働き方を変えるのがおすすめです。
内向型とは、一言でいうと”刺激に対して好反応を示す人”のことです。
<参考記事> 内向型の人の特徴
※この記事を音声で聞きたい方はこちらをご覧ください。
内向型が組織に向いていない理由1 ほとんどの会社が外向性を求めて外向性を評価するから
業界や業種によって違いはあれど、多くの仕事に対して求められることは以下のようなことではないでしょうか。
- スピードを持った判断力や決断力
- 考えるよりもまず動く行動力
- コミュニケーション力
多くの内向型の方はじっくりと考えてから決めことをしたり、考えてから行動します。また必ずしも広い交友関係を望まないという傾向があります。
今の社会は内向型が持っている強みとは真逆のことを求められやすいと言えます。
dodaエージェントサービスが、約3000社1万5000件の求人情報をもとに企業が人材に求める人物像を調査したところ、企業が人材に求めるものベスト3は以下でした。
1位積極性
2位柔軟性
3位外向性採用担当者のホンネ-中途採用の実態調査 企業が求める人物像は?
https://doda.jp/guide/saiyo/003.html
積極性や柔軟性も、どちらかというと外向型の強みの要素です。
この結果からも、多くの会社が外向型を求めていると言えるのではないでしょうか。
内向型が組織に向いていない理由2 多くの会社が外向型向けのオフィス環境になっているから
仕事をしているときの周りの風景・環境をイメージしてみてください。
- 常に周りに人がいる
- 話し声や電話の鳴り響く音がずっと聞こえる
- 知らない人の出入りがある
多くの職場は内向型にとっては刺激がとても多い状況。雑音や人の気配がストレスになり蓄積されて、集中しづらかったり疲れが溜まったりしてしまいます。
また、なかなかひとりになれる時間や場所が取れないのも、内向型にとっては結構しんどいですよね。
このように、自分とは真逆の能力を求められ、自分にとっては刺激が多すぎて集中できない環境である、という点で、内向型には組織が合わないと考えています。
内向型は働き方をどう変えるべきか
「内心、自分も会社勤めは向いてないんじゃないか」
「とはいえ会社で働き続けないと生きていけない」
「結局、我慢して働き続けなければいけない」
と思った方も多いと思います。
私は、みんながみんな会社を辞めろと言っているわけではありません。
組織で働こうとそうでなかろうと、自分がどう働くかは自分で決められると思っています。
もし今の仕事が辛くて辞めたいと感じているのであれば、働き方の何かを変える必要があります。
内向型の働き方4つの選択肢
- 外向型を目指すと覚悟を決めて今の会社で頑張る
- 内向性を活かす方法を考える、もしくは刺激を減らす工夫をする
- 自分の理想に合う会社を探して転職をする
- 副業をして理想の働き方を叶える(ゆくゆくはフリーランスも検討)
どの選択肢がいいのか考えるヒント
- チェックリストを使って客観的に判断する
- ワークを通して主観的に考える
1 チェックリストを使って客観的に判断する
転職が向いている人、副業が向いている人、フリーランスが向いている人それぞれのチェックリストを読んで、自分が当てはまると思った項目の数を数えてください。
転職が向いている人
□ 個人単位ではできない仕事に挑戦したい
□ 人に指示される方が自分に合っている
□ キャリアアップや経験を積むために会社勤めが妥当だと考える
□ 収入の確保が何より大事
フリーランスが向いている人
□ 自分のペースで働きたい
□ 人に指図されたくない
□ 挑戦や試行錯誤を前向きに楽しめる
□ 仕事の発注先がある、副業の経験がある、など今後の仕事の目処が立っている
副業が向いている人
□ 収入源を複数持ちたい
□ 在宅でできる働き方を体験したい
□ フリーランスに向けて経験や実績を積みたい
□ リスクが低い状況で挑戦したい
多く当てはまるキャリアプランがあなたにとってベストの選択の可能性があります。一つの指標として参考にしてみてください。
2 ワークを通して主観的に考える
以下の4問の質問について、思い浮かんだ答えをノートなどに書き出してみましょう。
Q1 今の仕事の何が嫌ですか?
例)通勤に往復2時間かかる
Q2 その悩みがどうなったら嬉しいですか?
例)往復1時間以内になる
Q3 Q2で書いた理想の状況、環境、働き方が叶えられる選択肢はどれだと思いますか?
例)家の近くにある会社に転職する フリーになって家で仕事する
Q4 Q3で上がった選択肢のうち、これだけは絶対にやりたくないとものはありますか?
例)もう転職はしたくない
まとめ
最後に、チェックリストで出た答えとワークで出た答えを付け合わせをしていきます。
両方の視点で考えたときに、自分にとっての理想の働き方、より良い選択肢というのはどれだと感じますか?
- 外向型を目指すと覚悟を決めて今の会社で頑張る
- 内向性を活かす方法を考える、もしくは刺激を減らす工夫をする
- 自分の理想に合う会社を探して転職をする
- 副業をして理想の働き方を叶える(ゆくゆくはフリーランスも検討)
選んだ働き方に対して何を考え行動すればいいのか
1.外向型を目指すと覚悟を決めて今の会社で頑張る人
どんな能力を高めてどんな作業を上達したいのか、具体的に考えてみましょう。
そして、それが得意で結果を出している人にどんどん質問して、アドバイスをもらいましょう。
2.内向性を活かす方法を考える、もしくは刺激を減らす工夫をする人
内向型だからこその自分の強みは何なのか、そしてそれを今の業務内容にどうやって活かせるかを考えてみましょう。
例)皆の前で話すミーティングは苦手だけれども1対1で話すのは得意→部下とのミーティングはあえて1対1にする
また、就業時間中もしくは通勤時間で工夫できることを考えてみてもいいでしょう。
例)
仕事中お手洗いに行ったときに深呼吸をする
通勤する際はできるだけ人通りの少ない道を選ぶ
こういった小さな工夫の積み重ねがストレス解消につながります。
3.自分の理想に合う会社を探して転職をする 4.副業をして理想の働き方を叶える人
共通して考えて欲しいことがあります。それは、あなたにとって理想の働き方とは何かをもう少し深堀りすることです。仕事の内容、環境、条件それぞれに対する自分の要望を考えます。
例)内容:直接お客様と接する仕事がしたい
環境:家でできる仕事がしたい
条件:月収○万以上がいい
あなたが働き方に求めるものを言語化した上で情報収集しましょう。
転職を希望している方は、要望に見合う会社がないかを求人情報で調べてみます。
副業に興味がある方は、それを叶えている人、理想に近い働き方をしている人をネットやSNSで探してみてもいいでしょう。
自分が仕事に求めているものを軸に置いた上で頭の中の選択肢を増やしていきます。そうするとスムーズに会社を見つけられたり副業を選ぶことができます。
まとめ
自分とは真逆の能力を求められ、自分にとっては刺激が多すぎて集中できない環境である、という点で、内向型には組織が合わない場合が多いです。
必ずしもみんながみんな会社を辞めるべきではないと思います。でももし今の仕事が辛いのであれば、何かを変えるべきです。
それは今の仕事の取り組みを変えるということかもしれません。転職をして環境を変えてみることかもしれません。副業を始めて理想の働き方を自分で作ってしまうというのもひとつの手です。
いずれにしても、自分の働き方は自分で選べるし選ぶべきだと思います。