私が「内向型を直さず活かす」を叶えるまで【Story6】

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副業で成果を出すことができて、少しずつ自分に自信を積み重ねてきた頃。

独立して環境が変化したことで、その自信はあっという間に打ち砕かれてしまいます。

 

 

人を惹きつけるカリスマ性がある人。

華々しい経歴を元にバリバリ仕事する人。

ユーモアたっぷりのトーク力がある人。

自分をアピールして人脈を広げていく人。

 

私には苦手でできないことばかりで、すごく輝いて見えました。

 

自分が元々持っている良さを伸ばした方がいい。

まちがいなくそうなんです。

 

でも当時はまだそう思っていなかったし、そもそも自分の良さを分かっていません。

 

「あの人みたいにならないと…!」

 

交流の場に連日足を運び、話し上手になるノウハウ本を買いました。

キラキラ女子になろうと必死でした。

 

 

独立して、今度こそは自分に自信を持って仕事がしたかった。

でも、誰かになろうと思って頑張るほどに空回りして、心は疲れていきました。

 

 

 

 

独立して2年目に入った頃から、

「自分の得意を活かそう」

「自分にとっての当たり前が、他人にとってすごいこと」

といった言葉がたびたび、SNSで目にするようになりました。

 

1年目はとにかくがむしゃらに走り続けましたが、

苦手なことを克服しようと頑張ることに限界を感じていたのかもしれません。

 

自己啓発本を読み始めたり、強みを見つけるワークをやったり、

少しずつ自分に目を向けるようになりました。

 

 

 

独立して1年半が経った2016年後半。

自分の苦手な分野より強みを活かそうとやっと思い始めた時期でした。

 

セミナーに参加して自分の得意なことを深掘りするワークをしたこともあります。

 

・他人によく褒められることは?

・時間を忘れて没頭できることは?

 

考えて書き出していました。

 

でも、そう簡単に自分を俯瞰して見ることはできませんでした。

セミナーやSNSを通じて知り合った人たちと交流するたびに、自己嫌悪は深まるばかり。

 

 

どんどん発言し行動する大胆さや頭の回転が早くて長けたトーク力、仕事で結果を出す姿を見ては、

「それに比べて私なんて…」とネガティブモードに入ってしまいました。

 

 

 

 

打開策を求めて、私はパソコンを開きました。

検索窓に打ち込んだ言葉は忘れてしまいましたが、

ネットサーフィンをするうちに、「内向型」について書かれたブログに行き着きました。

 

  • 内向型はひとりの時間で充電する
  • 内向型は外出や交流で消耗する
  • 内向型はよく考えてから発言する
  • 内向型は情報処理に時間がかかる

 

私の取扱説明書みたい…!

30歳を過ぎて初めて聞いた言葉に衝撃を受けました。

 

私のコンプレックスや癖が内向型の特徴として挙げられていてすごく驚きました。

 

しかも、内向型と外向型はそもそも脳のつくりが違うらしい…!

 

 

 

今の自分を変えることはできないんだ。

内向的な自分を認めて活かせばいいんだ。

当時、そう思ったんです。

 

 

安心して心が軽くなったのを今でも覚えています。

 

でも、なぜだか分かりません。

せっかく自分を深く理解するヒントにたどり着いたのに、

私はしばらくすると内向型を頭の片隅に追いやりました。

 

忘れていただけではなかったけれど、まだその重要性に気づいていなかったのかもしれません。