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自分が内向型だと知ったのは2016年末。
その瞬間はすごく衝撃を受けて、
「自分のコンプレックスの原因は内向型にあったのか…！！」と
ほっと安心したのを覚えています。
なのに、そのあと1年半もの間内向型への興味が薄らいでしまいました。
内向型だと知ったはいいけど、実際どうすればいいか分からなかったんだと思います。
2017年も、仕事をしながら「自分探し」はゆるく続いていきました。
その中で、フリーランスの方とコラボでセミナーを開催したのはいい経験でした。
・旅行やお喋りの時間が多いほどパワフルになる
・頭の回転が早くて理解力が高い
・話し上手
一緒に仕事をしたのは、私にはない魅力を持った素敵な方たちでした。
性格や得意分野が違えば、考え方や行動のスピード感も違うもの。
人と比べて勝手に自信をなくす昔からの悪いクセも相変わらず出てしまったけど、
やっと諦められるようになってきました。（いい意味で）
- 私は喋るのは得意じゃない。
- 私は文章を書くほうが好き。
- 私は外出や交流が続くと疲れ切ってしまう。
- 私はひとりで過ごす時間が大好き。
- 私は要領は良くないけど、コツコツ続けられる。
これだけ長く生きてきて、色んな仕事をして、色んな人たちと出会って。
それでも変わらない個性が自分にあるんだと感じたんです。
自己否定から入らずに自分と向き合えるようになってきたのは、大きな成長でした。
そして2018年夏。
20年間自分が大キライだった私は、内向型という言葉にもう一度助けられます。
2018年の夏に、あるトークライブに参加しました。
フリーランスではたらく人が今の仕事が軌道に乗るまでの経緯や自分の強みの活かし方などがメインのテーマ。
そのたった数時間で、今まで頭の中でバラバラだったものが一気に繋がった気がしたんです。
「自分が過去に救われた経験は何ですか？」
「その経験を抽象的な言葉で言い換えられれば、その言葉があなたの軸です。」
私はそれを聞いた瞬間、
「内向型だと知って自分を少しずつ受け止められるようになったな。内向型という言葉に助けられたな」
と思いました。
転職・副業・独立と働き方が変わっていった間は、自分が内向型だと知りませんでした。
でも、悩みの根っこの部分には内向型があって、
自分の内向性をプラスに活かすために働き方を模索してきたのだと思います。
- パソコンに向う仕事が苦にならない
- 独立して、ひとりか夫婦ふたりでできる仕事を選んだ
- 文章で思いを伝えたい
- 自分のペースを確保したいから予定は詰め込みたくない
- 人混みは苦手で家が大好き
- ゆったり過ごしたくて福岡への移住を決めた
内向型の自分が伸び伸び生きるために、生活環境を整えていることにも気がつきました。
私のこれまでの人生にも、私のこれからの人生にも、
内向型は切っても切り離せない軸。
やっと、やっと、見つかったんです。
20代前半で転職を2回経験して、OLをやめて独立をして。
「何を考えているか分からない」
「そんなことできっこない」
周りに色んなことを言われて。
ハキハキ喋れず内気で自信がなくて、いつも誰かをうらやましく思っていました。
人間関係や仕事に悩み続けた20年間。
やっと、自分の軸が「内向型」なんだと気づくことができました。
「内向型のままで生きるしかない」
私はいい意味で開き直りました。
ここに行き着くまでにかかった時間は、正直すごく長かったです。
でもせっかくだから、今まで胸に刻んできた悩みも迷いも苦しみもエネルギーに変えて
これからの人生に活かしたいと思っています。
私は今でも、自分をなくすときがあります。
誰かと比べて落ち込むこともあります。
でも、迷い悩んだときには
「私には何ができるんだろう」
「私はどうしたいんだろう」
と「内向型を直さず活かす」を合言葉にじっくり自分と向き合っています。
内向型の人口の割合は5割とも言われています。
私と同じように悩んでいる人がいる。
内向型だと知って救われる人が絶対いる。
内向型と外向型の違いを知る人が増えれば、学校も会社も家庭も、もっと良くなる。
私はこれからも、内向型や心理学の本を読み、自分の経験や思いを伝え、
内向型に悩む人の相談にお答えします。
「内向型のままでいいんだ」
「内向型を直さず活かそう」
ひとりでも多くの人の心を軽くしたい。
自分と向き合うきっかけになりたい。
内向型コンサルタントしての活動をさらに頑張っていきます。
内向型オンラインサロン MY SENSE
限定コラムの配信や内向型向けのイベントを開催しています。
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