私が「内向型を直さず活かす」を叶えるまで【Story5】

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28歳で訪れた転機

仕事が3年目に入ってすっかり慣れて、無事に結婚式を終えて。

平穏な日々が過ぎていきました。

 

なんだかもの足りない…

久しぶりの感覚に陥ったのは、28歳になった年でした。

 

結婚式の準備が、すごく楽しかったんです。

やることがたくさんあって忙しかったけど、

目標に向かってひとつひとつ積み上げていくことの充実感を忘れられずにいました。

 

事務のお仕事は裏方で、減点評価。

がんばってこなしても褒めてもらえず、少しのミスを指摘されるような状態でした。

 

本当に人に恵まれて、チームのみなさんのおかげで楽しく過ごせました!

 

 

自分の強みを活かせていない…

まだまだ私はできるはず…

正当に評価されたい…

心の中でそう思っていたんだと思います。

 

 

何か新しい目標が欲しい!

やりがいを感じたい!

 

当時これと言った趣味もなかった私は、熱中できることを探し始めます。

 

 

 

旦那さんの勧めで副業を始める

最終的には、旦那さんの勧めでブランド品を輸入する副業を始めました。

 

すぐにうまくはいかなかったけど、

がんばった分だけ結果が跳ね返ってくるのがおもしろくて、どんどんハマっていきました。

 

当時はまだ、自分の内向性を知らないし、自己啓発本も読んだこともない。

自分と向き合う意識なんてありません。

 

でも今思えば、家でコツコツひとり自分のペースで取り組むスタイルは、自分に合っていました。

 

ずーっと自分に自信がなくて、人間関係や仕事に悩んできた私は、

30歳を前に、やっと少しずつ自分の人生を見つめ直すことになります。

 

 

副業で自力で+@の収入が得られるようになって、

フリーランスで働く人の話も聞くようになって。

本業との両立は大変でしたが、充実感が圧倒的に上回っていました。

 

 

転職で辛い思いをして以降ずっと、消去法でしか仕事を選んでいませんでした。

でもここに来て、

「私はこの先、どんな働き方をしたいんだろう?」

と自分の”願望”に耳を傾けるようになったのは、大きな転機です。

 

結果が出て、自信がついたんだと思います。だから、前向きになれた。

 

「私だって、やればできるんだ」

「どうせなら、毎日楽しく過ごしたい」

人生を諦めるには早すぎると思いました。

 

 

 

OLを辞めて独立!

 

起きる時間も自由に自分のペースで生活がしたい!

人間関係の煩わしさから脱したい!

私は迷わなかったです。

 

本格的に副業に挑戦して半年で独立を決め、2015年夏に会社を辞めました。

 

当時の選択を1ミリも後悔はしていません。

でも、もしあの頃の自分に声をかけられるのなら、こう伝えてあげたいです。

「あなたは内向型。周りに流されず背伸びせず、自分の良さをちゃんと見つけてね。」

 

 

 

独立を機に、人間関係もがらっと変わりました。

SNSをきっかけに、副業している人やフリーランスの人と交流する機会が増えました。

 

華やかでカリスマ性がある人。

話し上手で場を盛り上げる人。

交流の場に出向いて人脈を作っていく人。

 

周りはそんな人たちばかり。

あっという間に自信がなくなって、人と比べて落ち込む悪いクセが出てきてしまいました。